産後に汗が止まらない「産褥期多汗」とは?

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出産を経てどうも汗をかきやすくなったと感じている方も多いのではないでしょうか。

それは「産褥期多汗」と呼ばれるもので、多くのママが経験するものです。では、産褥期多汗とはどのようなものなのでしょう?

その症状や対策について、説明いたします。

産褥期多汗とは

人体に備わる発汗機能は、男性ホルモンの働きによって活発になり、女性ホルモンの働きで抑制されるようになっています。このようにして、男性ホルモンと女性ホルモンがバランスを取って発汗を制御しているのです。

妊娠中に通常の数百倍まで増加していたプロゲステロン(黄体ホルモン)エストロゲン(卵胞ホルモン)などの女性ホルモンが、出産後の産褥期になると急激に減少します。その結果、産後の女性の身体は更年期と同様の変調をきたし、発汗や体温の調節をうまくできなくなってしまうことがあります。

同時に、男性ホルモンが優位になることで汗をかきやすくなります。これが「産褥期多汗」と呼ばれるものです。

産後の多汗対策

授乳を終えてホルモンバランスが整ってくると、ほとんどの場合、産褥期多汗は自然に治ります

一過性の症状ですが、汗のにおいが気になる方もいると思います。汗自体にはほとんどにおいはありませんが、汗が皮膚の汚れや皮脂と混ざって雑菌が繁殖すると、においが発生します。このにおいを防ぐには、肌を清潔に保つことが大切です。汗をかいたら濡れタオルやウェットティッシュなどで拭き取るようにしましょう。においの他に、汗による湿疹などの肌トラブルを防ぐこともできます。

雑菌は、衣類にしみ込んだ汗にも繁殖しやすく、においを発する原因になります。ワキパッド吸湿性に優れた速乾性の下着を着用することも効果的です。

ホルモンバランスを整えるおすすめの食事

最後に、ホルモンバランスを整える働きのある食べ物をご紹介します。

  • 大豆食品(大豆イソフラボン)
    大豆製品には、女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが、豊富に含まれています。
  • まぐろ、かつお(ビタミンB6)
    魚類に含まれるビタミンB6は、女性ホルモンの一種であるエストロゲンを分泌する作用があり、ホルモンバランスを整えるのに効果的です。
  • ナッツ類(ビタミンE)
    ビタミンEは、脳下垂体や卵巣に働きかけて、ホルモン分泌をコントロールします。高い抗酸化作用があるので、美肌効果も期待できます。
  • アボカド
    ビタミンB、ビタミンEをはじめとした、ホルモンバランスの維持に大切な成分を豊富に含んでいます。
  • ココナッツオイル
    ラウリン酸がホルモンの生成に重要な働きをします。

ご紹介した食品を積極的に摂取して、産褥期多汗を乗り切ってください。

まとめ

  • 「産褥期多汗」は、産後の女性の身体が発汗や体温の調節をうまくできず、汗をかきやすくなること。
  • ホルモンバランスが整ってくると、自然に治る。雑菌をケアしてニオイを予防。
  • ホルモンバランスを整える働きのある食べ物を積極的に取る。
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