コリン性蕁麻疹は「汗アレルギー」が原因って本当?

汗アレルギー

皆さんも周知されているアレルギー、お持ちの方も大勢いらっしゃるかと思います。

アレルギーに分類される病気の数は多く、原因が解明されていないものもあります。

今回はその中でも汗アレルギーをお持ちの方に起こる可能性のある「コリン性蕁麻疹」をお話しします。

コリン性蕁麻疹とはそもそも何?

あなたは体温が上がってきた時に蕁麻疹が出てきたことはありませんか?体温が上がることで「体温が上がった部位に蕁麻疹ができる」ことを「コリン性蕁麻疹」と呼びます。

コリン性蕁麻疹に関する「発生メカニズム」は実はまだはっきりしていません。ただ蕁麻疹の出る原因物質は、名前の由来になっている「コリン」、つまりアセチルコリンという科学物質が引き金ではないかとされています。

ただアセチルコリンというのは人間の汗の成分に含まれるものなので、コリン性蕁麻疹とはつまるところ自分の汗の成分にアレルギー反応を起こしている蕁麻疹ということも言えるのです。

どんな時にどんな症状が出るの?

コリン性蕁麻疹が出るケースと言うのは、多くが「運動して発汗した」「入浴して体温が上がった」「精神的な緊張で発汗した」「刺激的な食事を摂った」というような、体温の上昇と発汗が組み合わさる状況とされています。

症状としては1~5mm程度の小さな盛り上がりの湿疹(膨疹)が出るのが特徴で、小さな膨疹がくっつくことによって、地図の様な赤い膨らみになることもあります。

汗アレルギー

痒みは強く、その他にピリピリするような感覚が出る場合も多くあります。さらに、手のひらや足の裏には出来ることがないという特徴もみられます。

コリン性蕁麻疹の対処法とは?

自分の蕁麻疹がコリン性蕁麻疹のようだと思えたら、蕁麻疹が出現した際にはしっかり冷やすことが大事です。この際に氷状になった保冷材などを使うと刺激が強くなりすぎるので、できれば「冷蔵庫に入れていた」保冷剤を使って緩やかに冷やすのがコツです。

他にも、医療機関でこの蕁麻疹の対処をしてもらう際には、やはり皮膚科を受診することが1番ベストで、ヒスタミンを抑えるような「抗ヒスタミン薬」(内服薬or外用薬)を処方してもらったり、抗アレルギー薬(内服薬)を処方してもらうのが良いでしょう。

日常でできる予防策や対処法

コリン性蕁麻疹の原因が「自身の汗」である可能性が強い場合は、治療としてアレルゲンとなっている汗に慣れるような生活を進めるのが現在の主流です。

これは少量もしくは低濃度の汗に触れていって、徐々にアレルゲンを克服しようという方針の治療です。

ただ汗と言うのは日常的にかいてしまうものなので、自分自身で汗の濃い・薄いを自分でコントロールすることは不可能です。そこで日常的には汗をかきやすい生活を避けるようにするのが1番です。

汗アレルギー

例えば辛い物の食べ過ぎや、熱いお風呂の使い過ぎでは汗は不要な分まで流れていってしまいます。

ですから、家族にコリン性蕁麻疹がある人がいれば、食事の内容を気を付けてあげることも重要になってくるのです。

まとめ

  • 汗に含まれるアセチルコリンに反応してコリン性蕁麻疹が出現する
  • 出現した場合は患部をしっかり冷やすこと
  • 皮膚科を受診して抗ヒスタミン剤や抗アレルギー薬を処方してもらうと良い
手汗LP誘導画像

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