顔面多汗症手術!神経遮断で更なる発汗?

顔面多汗症手術画像

顔汗がひどく、様々な対策を行ってみたが全く改善の兆しが見えない場合は手術によって治療することも考えなければなりません。

本章では手術による治療方法について詳しく解説していきましょう。

交感神経遮断術について

交感神経遮断術とはその名の通り、交感神経を切断する手術です。
気になる部位の汗を止める方法であるため、手や足、脇の多汗症の治療にも行われている方法です。

こうした治療は高い効果を期待することができますが、治療前にデメリットについても知っておく必要があります。

まず、すべての人に対応できる訳ではありません。
中には効果が現れないという場合もありますし、一度切断した神経は元に戻すことができません。

そして顔の汗が止まっても代替発汗という症状が起こりやすく、顔の汗はおさまったものの、お腹や太ももなど別の部位から発汗が起きてしまう可能性もあります。

場合によっては治療前よりもつらい症状となることもありますので、治療を検討している場合も、リスクについてよく理解しておく必要があります。

ボトックス注射で対応する方法

手術には不安があるという場合は、まずはより手軽に利用できる治療を検討してみてはいかがでしょうか。手軽で効果的な治療としては、ボトックス注射があげられます。

過去に紹介した手汗にはボトックス治療が有効な理由はこちら

ボトックスは表情でできるしわの改善に役立てられていることで有名ですが、そのほかにも手術なしでエラを目立たなくするなど、幅広く対応できる治療法です。

ボトックスはアセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質の分泌を抑えることができ、それゆえに表情皺を目立たなくする効果が期待できますが、そのほかにもアセチルコリンは発汗を促進する働きもありますので、汗の悩みにも対応することができます。

永久的な効果ではないものの、一度施術を行っておくと半年など長期に効果を持続させることができます。脇や手のひらなどの汗を抑えるのにも役立てられている施術で、顔の場合は額の汗を抑えるのに役立ちます。

薬で対処する方法

顔面多汗症の治療はこのほかにもあり、薬物で対応するという方法もあります。
病院での処方の場合は皮膚科に相談すると対応してもらうことができますが、精神的なものが原因となっている場合は精神科や心療内科での治療も良い効果が期待できます。

精神科などでは精神安定剤が処方されることが多くなっていますし、漢方薬も首から上の発汗に対応できるものもあります。

精神安定剤は汗を止める薬ではないものの、不安や緊張を抑えることで発汗を抑える効果が期待できます。

さらに、アセチルコリンの分泌を抑えて発汗を抑える薬もありますが、こちらは局所的ではなく、全身に作用しますので、のどが渇く尿が出にくくなるなどの症状が出ることもあります。

薬を服用する前には、副作用についても理解しておきましょう。
薬に頼らずに汗の悩みを改善する方法としては、汗を止めるのに効果的なパウダーや下地などをつける方法もあります。
また、全身の発汗の機能を高めるために、運動や入浴で改善していく方法もあります。

まとめ

  • 交感神経遮断術は、代替発汗といい治療部位とは別の部位から発汗してしまう可能性がある
  • ボトックス注射は、永久的ではないが、手軽で効果も期待できる
  • 精神安定剤や漢方薬による薬物治療は、副作用についても把握しておきましょう
手汗LP誘導画像

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