顔だけ汗っかきは危険?顔汗という症状に潜む病気とは?

顔汗 病気

これから暑くなる季節がやってきます。

暑い季節に汗をかくのはごく普通のことですが、それほど暑くもないのに顔からしたたるほどの汗をかいている人を見かけることがあります。

このような顔からの大量の発汗は、何かの病気のサインかもしれません。

顔だけに汗をかく病気とは?

通常、汗は全身から出ます。顔ばかりに汗をかいてしまう場合、その原因としては運動不足の可能性が考えられます。

顔汗 病気

運動をする頻度が低く熱の発生が極端に少ない生活を送っていると、汗を分泌する機会が少なくなります。

心臓から離れた下半身や腕などは冷えやすいので、これらの部分の汗腺は休眠状態に入ってしまいます。

そして体温調節が必要になると、動きの多い顔の汗腺から分泌される汗が増加します。

運動不足になると顔だけに汗をかいてしまうのは、このためです。

次に考えられるのが顔面多汗症です。

発汗は次の3種類に分類されます。

  • 体温を下げるために起こる温熱性発汗
  • 緊張や興奮に起因する精神性発汗
  • 刺激の強いものを食べた時に起こる味覚性発汗

これらの生理現象によらずに、大量の汗が出てしまうのが多汗症です。

中でも顔に顕著な症状が現れるタイプのものを、顔面多汗症と呼んでいます。

顔面多汗症の原因は詳しく解明されていません。

発汗を促す交感神経が過敏になることが、発症に関連していると考えられています。

また遺伝的な体質により発症するケースもあるとされています。

顔汗と、異常な全身の汗かきから疑う病気

顔だけでなく全身に大量の汗をかいてしまうという人は、次のような病気の可能性がありますので、注意が必要です。

甲状腺機能亢進症

バセドー病に代表される、甲状腺ホルモンが過剰分泌される病気です。

全身の代謝が高まることで汗をかきやすくなり、動悸、息切れ、イライラして怒りっぽくなる、体重の減少など、さまざまな症状が現れます。

自律神経失調症

呼吸や体温、血圧、内臓の働きなどを調節する、自律神経のバランスの乱れが原因で、体に不調が現れる病気です。

発汗も自律神経によって制御されているため、自律神経失調症になると、大量の汗が分泌されることがあります。

更年期障害

加齢に伴い女性ホルモンの分泌が低下することで、自律神経のバランスの乱れにつながります。

すると血圧や発汗のコントロールが上手くできず、大量の汗が出たり、顔がほてったりする症状が現れます。

顔汗の対策方法

次に、顔汗を止めるのに有効な対策をいくつかご紹介します。

首を冷やす

頸動脈を冷やすことで、効率的に体を冷やすことができます。首以外にも、脇の下や脚の付け根を冷やすことも有効です。

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両脇を圧迫する

皮膚圧反射および半側発汗という現象を応用した方法です。

片方の脇の下を圧迫することで、反射的に圧迫した側の顔汗が止まるという現象です。

両脇を圧迫すれば両側の顔汗を止めることができます。

制汗剤の使用

汗腺の出口を物理的に塞いでしまうことで、汗が出ないようにするのが制汗剤の作用。

使用する際は、顔用の制汗剤であることを確認するようにしましょう。

体温調節に影響が出ない程度での使用にとどめることも大切です。

顔汗を根本的に解決するには、運動不足の解消とホルモンバランスを整えることが必要です。

規則正しい生活を送り、適度な有酸素運動とバランスの取れた食事で体質改善に努めてみてはいかがでしょう。

まとめ

  • 顔だけ異常に汗をかく場合は注意
  • 運動不足が原因で発生することがある
  • 制汗剤を使用する場合は体温調節に支障のない程度に留める
手汗LP誘導画像

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