痒みや赤い発疹だけじゃない!あせもの種類や症状は?

あせも 症状

「あせも」とひとことでいっても、そのあせもにはいくつかの種類があり症状も異なるようです。あせもの種類ごとに、そのあせもがどのような症状を引き起こすのかを詳しく説明いたします。

あせもの原因

あせも 症状

あせもは、汗を大量にかくことで、汗が皮膚の中に溜まってしまうことが原因で起こります。汗は、汗管という管状の腺から分泌されます。汗腺は皮膚の真皮の奥深くにあります。汗腺から、汗管という汗の通り道が体の表面にある汗孔と呼ばれる汗の出口に伸びています。

 

溜まった汗が、皮膚の下にある汗管の周りの組織に漏れ出すと、水ぶくれが生じたり炎症を起こしたりして、痒みを伴う赤い発疹ができることがあります。このことから、あせもは「汗疹(かんしん)」とも呼ばれます。

 

「あせも」の症状や種類は?

あせもには以下の3種類があります。

あせも 症状

 

  • 水晶様汗疹

白っぽい直径1mm~3mmほどの小さな水疱が発生します。透明感のある玉のような外観から、水晶様汗疹と呼ばれます。

 

汗を出す汗管が、皮膚の表面にある角層によって塞がれてしまうことが原因となり発症します。大量に汗をかいた時に起こることが多く、特に汗をかきやすい夏季に子供に発症しやすいあせもです。こうした要因から、高温環境で作業する人にも、このタイプのあせもができることがあります。

 

  • 紅色汗疹

最も多くみられるあせもが紅色汗疹です。通常、あせもと呼ばれるものは紅色汗疹を指します。大量に発汗することで汗管が詰まると、皮膚表面へ汗をスムーズに排出することができなくなります。紅色汗疹は、この詰まった汗が汗管の周囲に炎症を起こし、皮膚に痒みを伴う赤い発疹となって現れた症状です。

 

皮膚の内部に汗が溜まるため、水晶様汗疹に比べて痒みを伴い炎症を起こしやすいのが特徴です。

 

  • 深在性汗疹

深在性汗疹が発症すると、その部分では汗が排出できなくなり、皮膚が青白く盛り上がった状態の発疹となって現れます。ところが紅色汗疹とは違い、痒みや赤い発疹は出ません。体内に熱がこもって、熱中症の症状が現れ、動悸やめまい、全身の倦怠感を伴うこともあります。身体の広範囲に広がると、体温調節機能が働かなくなることもあるので、注意が必要です。

 

水晶様汗疹と紅色汗疹があせもとしては一般的ですが、ごく稀に深在性汗疹を発症することがあります。

 

対処方法

あせもは、発汗の亢進が要因となって発症します。発汗の必要性を抑えることが、あせもの予防には効果的です。

 

屋内では、換気をして風通しを良くすることや、エアコンを適切に使用することも効果的です。また、通気性の良い服を着用し、汗をかいたらすぐに着替えることも大切です。

 

あせもができてしまったら、掻きむしって湿疹化させたり二次感染を生じさせたりしないよう、気を付けましょう。シャワーを浴びて肌を清潔に保つことは重要ですが、汗をかくので湯船につかることは逆効果です。

 

あせもによる痒みや炎症には、抗ヒスタミン剤の内服やステロイド剤の外用が効果的です。二次感染については、抗生剤等の使用が必要になります。

まとめ

  • 汗を大量にかくことで、汗が皮膚の中に溜まってしまうことが原因であせもになる
  • あせもには3種類あり、白いあせもと赤いあせもがある
  • 発汗を抑えるように通気性に考慮し、発症してしまったら掻きむしったり二次感染させないよう十分に気を付ける
手汗LP誘導画像

SNSでもご購読できます。

最新記事